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チャイルド家具、サステナブル家具の開発に向けて、関家具との打ち合わせがいよいよスタート!

2022年度 大川家具スペシャルアドバイザーに任命された、EXILE MAKIDAI氏、劇団EXILE 佐藤寛太氏、THE RAMPAGEの藤原樹氏の3名。第4回目となる本記事では、スペシャルアドバイザーの3名が大川市にある家具メーカー「関家具」を訪問し、それぞれの家具作りプロジェクトの打ち合わせを行う様子をご紹介します。

大川市を代表する老舗家具メーカー「関家具」本社を訪問!

この日MAKIDAI氏、佐藤寛太氏、藤原樹氏の3名が訪れたのは、大川市を代表する家具メーカー「関家具」の本社。今回3名が任務としている「大川カグミライプロジェクト」の家具作りで、関家具とのコラボレーションが決定。そのご挨拶と打ち合わせをするための訪問です。エントランスでは、関家具の関 文彦 代表取締役社長が3名を迎えてくれました。

「大学卒業と同時にたった一人で関家具をスタートしました。”楽しくなければ仕事じゃない、やりたいことを任す、失敗しても文句は言わぬ。責任は社長がとるから思いっきり楽しんで仕事をやってください”を信条に、社員ファーストで経営をしています」と関社長。その後、関家具オフィス内を見学しながら、関家具誕生のストーリーやこれまでの歴史を関社長におはなしいただき、これからコラボレーションするパートナーへの理解を深めていきます。

 

「今日はご丁寧に社内をご案内いただきありがとうございました。社員のみなさんが自由な発想で具現化していて本当に素敵だなと改めて感じました。未来へのチャレンジプロジェクトとして、コラボプロダクトの開発をこれからどうぞよろしくお願いします!」とMAKIDAI氏がコラボレーションの感謝と意気込みを伝えました。

MAKIDAI氏プロデュース「チャイルド家具」のテーマは”トランスフォーム”!?

関社長との対面を終え、いよいよそれぞれの家具づくりの打ち合わせがスタート!まずは「チャイルド家具」を担当するMAKIDAI氏が、関家具のふるさと納税担当者の宮崎さん、デザイナー柴山さんとご挨拶。すでに1回目の打ち合わせをオンラインで行っていましたが、対面での打ち合わせは今回が初めて。前回MAKIDAI氏が伝えたアイデアをもとに作られたサンプルを、さっそく見せていただけることになりました。

「今回サンプルを2つご用意しました。まずは、2〜5歳までのお子様に使っていただける家具です。MAKIDAIさんのアイデアにあった、遊びや学びに使えるキャラクター性のあるかわいい家具の実現を目指しました。机と椅子にトランスフォームする家具になっています。お子さんだけでなく、大人が座っても問題ないしっかりとした作りになっているので安心です。真ん中の部分はおもちゃや絵本を入れるスペースにもなっているので、遊ぶときと片付けるときのオンオフを切り替えられるようにデザインしています。また、木の本来の色を楽しんでいただけるように仕上げています」と柴山さん。

「親御さんにとってありがたい機能がたくさんあるのはとてもいいですね!木の自然な色合いもとても素敵です。例えば、お子さんが2人いるご家庭は色を変えるのもいいかも。素材によって重さが変わるのにはとても驚きました!しっかりとした作りですが、とても軽いのでお子さんが成長していくと自分でトランスフォームもすることもできそうですね!」と、サンプルのクオリティの高さにとても嬉しそうなMAKIDAI氏。

 

続いて2つ目のサンプルをチェックします。

「こちらは小学生以上を対象にした子ども用のワードローブです。最近の小学生はとてもおしゃれですし、Tik tokを撮影したり、学校でダンスの授業があったりと、大人顔負けの日常なので、それに寄り添った家具を作れないかなということでこの家具を作りました」と説明。

「着替えた後に全身をチェックできる姿見がついているのがいいですね!ここでダンスの練習をしている姿、かわいいんだろうなー!そして、回転するというのがとても素晴らしいと思いました!」と使用シーンを想像することで、プロダクトがより具体性のあるものへと進化していきます。

家具メーカーとしてこだわった点について「背面の板がないことで圧迫感を減らすことを意識しました。そうすることで洋服をどちら側からでも取れるように工夫しています」と宮崎さん。

最後に今回の打ち合わせを振り返り、家具の改善ポイントについて「学校から帰ってきたときに、鍵を掛けられるような場所がついているといいなと思いました。帰ってきたらここに置く、ということを習慣化することで忘れ物や失くし物防止にもつながるんじゃないかなと思いました」とMAKIDAI氏。サンプルチェックを終え、次回の打ち合わせがさらに楽しみなものになりました。

佐藤氏&藤原氏はそれぞれの趣味を活かした「サステナブル家具」づくりをスタート!

続いては、佐藤氏と藤原氏が担当する「サステナブル家具」の打ち合わせです。こちらも事前にオンラインでの打ち合わせを経て、佐藤氏、藤原氏それぞれの趣味に合わせたプロダクトで、なおかつ端材を使った環境に良いものを作りたいとのアイデアをお伝え済み。関家具の宮崎さん、末次さん、黒木さんとともに進行状況のチェックからスタート!

猫を溺愛している藤原氏がプロデュースするのは、猫のフードボールと猫じゃらしです。「フードボールは角度をつけることで、無理なく食べられるようにしています。抜け感を作りたかったので、中央部分が空洞になるようデザインしました。猫じゃらしは、持ち手の部分を端材で作りました。猫ちゃんとオーナーさんが一緒に贅沢な時間を過ごせるように高級感を意識してデザインしています」と宮崎さん。猫家具は今回まだ紙面での打ち合わせでしたが、「すごい高級感ですね!とても素敵です!」と感動する藤原氏。「猫じゃらしは、持ち手の部分がもう少し大きいとより握りやすいかもしれないですね。あとは遊ぶ上で安全性を重視したいので、竿の部分は柔らかさのある素材を使って、しなるようにしてほしいです」と要望を伝えました。

 

続いてアウトドアやキャンプが趣味の佐藤氏がプロデュースするのは、アロマフックです。「一枚板テーブルという木をそのまま切り出したテーブルの端材活用材を切り抜いています。サステナブルがテーマなので、自然の状態を感じていただくために無塗装です」と末次さん。

そして、実際にアロマオイルのサンプルを塗布して、香りの広がり方を確かめます。「そのまま香りを嗅ぐのと、木に染み込ませたのでは香りの広がり方が全然違いますね!」と佐藤氏。端材の持つ魅力を改めて感じることができました。サンプルをチェックした後、少し悩ましげな様子の佐藤氏。「実際に端材に触れたことで、ものづくりへの気持ちがさらに高まりました。もう一度、自分がどんなアイテムを使いたいかか考えさせてください!」と強い思いを持って関家具を後にしました。

 

今回の打ち合わせを経て、関家具のみなさんのご協力のもと、それぞれのプロダクトをさらにブラッシュアップしていきます。次回はいよいよチャイルド家具とサステナブル家具のお披露目です!「大川カグミライプロジェクト」の集大成をぜひお楽しみに!